薬剤師の転職に欠かせない基礎知識
薬剤師の転職活動は、なかなか思うようにいかないこともあります。事前に基礎知識をきちんと身につけておけば、落ち着いて求人情報などをチェックすることが出来ますので安心です。では、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。
なかなか転職活動が上手にできないと、何か月も仕事が決まらないという事もあります。そこで何となく、ブランクが空きすぎてしまいますと、担当者に良くない印象を与えてしまうのではないかと不安に感じてしまう人もいます。
ですが、実際には転職活動に数か月かけるのは当たり前ですので、あまり気にする必要はありません。良い会社を見極めるためにも、いろいろと考えるのは当然です。ブランクが空くのが怖いからと言って、焦って会社を決めてしまいますと、またすぐに辞めてしまう可能性がありますので、気をつけましょう。
採用事情は時期によって大きく変わる
薬剤師は、大学を卒業したらなれるわけではありません。6年制の薬学部を卒業し、さらに国家試験に合格しなければいけません。非常に難関とされていますが、それでも毎年新たに合格者が出ます。大学卒業後にすぐに試験があり、すぐに発表があります。
大学生の就職活動は、資格がない状態で行います。卒業見込み、合格見込みです。ですから、一般の大学生とよく似た就職活動になります。卒業する前年の夏から秋にかけてになるでしょう。このころは、新卒生の採用にかなり力が入れられると予想されます。
転職の基礎知識として、採用事情は時期によって大きく変わることを知っておきましょう。新卒採用が積極化すると、中途採用は少し量が減る場合があります。一方、新卒生が入社する4月あたりは中途採用が増えることもあります。
予定していた新卒生が入社できない場合があるからです。